楽しいことも悲しいことも、つまんない事も全部ひっくるめて、ワーキングホリデーに来て良かった。
僕がこの一年でやり遂げた事といえば、
働いた!10ヶ月から11ヶ月は働きました。
当時は若かったので、”ホリデー”と言って若い人が遊び呆けているのは、本当に嫌いでした。
何であんなに嫌っていたのかは分かりませんが、”ホリデー”っていうのは、それ相応のお年を召した方達のものだと思っていたんですね。
今も思っていますけれど・・・
貧乏人の負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、みんながするようなお仕着せの旅行をして、僕はひとまわり大きくなった!って・・理解できません。
みんなおんなじ所に行って、おんなじ物を食べて、おんなじ角度で写真を撮って、オークランド に帰ってきてからみんなにカフェで見せびらかす・・・
生まれ変わってもやらないだろうな・・
まあ、29歳とかでギリホリで来て、それまでの疲れやストレスをすっ飛ばす気でワーホリに来れた方は別ですよ、あくまでも20歳ぐらいのワーホリが対象です。
おっとっと、話がまた悪口になってきた、気をつけないと・・・
そんでもって、他には何をしただろう?
運動をしましたね。
普段、朝の6時半から働いて、お昼の2時くらいには終わって、それから毎日のようにジムに行きました。
週に1回、サッカーをしていたし、プールにも週に2回ぐらいは行っていたような気がする。
運動ばかりではありませんよ。
本をたくさん読みました。
これでもか!っていうくらい
本を読みましたね。
村上春樹、山崎豊子、司馬遼太郎、・・・とにかく貪るように読みました・・・
こんな生活をしていたので、少なくない人たちに
日本に帰れば?
そう言われました。
ええ、別にニュージーランドでしなくとも・・・
働いて、運動して、読書をする・・・・・
全部日本でできますよね・・・・・
やっぱり日本に帰れば?
何度言われた事でしょう(笑)
でもね、僕英語の勉強も結構したんですよ。
働きながらでも、ワーホリにしては結構勉強したんじゃ無いかなあ?
上を見たらキリがないですが、いわゆる”ワーホリ”で来て、英語の勉強を学校以外で出来る人が一体どのくらいいます?
はっきり言って、すごく少ないです。
学校を離れてからも良く勉強している人っていうのは全体の2割もいないんじゃないでしょうか?
僕はその2割の内側の人間だったとはっきり胸を張って言えますけども
何たって
学校に行く金が無かったから、学校に行った奴に対して有り余る反骨心がありましたもん
学校に3ヶ月も行ったセレブより話せる様になって嬉しかった。
この辺が人間の小ささを表していますが、見栄を貼っても仕方がありません。
実際に嬉しかったし、絶対に負けたく無かったですね。
僕のワーキングホリデーは冒険心のカケラもなかったのかもしれませんが、本当に充実した12ヶ月だったと胸を晴れます。
本当に楽しかった。