詳細はよく分かりませんが、元同僚がバイク事故で半身不随だそうです。
彼は韓国人で、家族があり、赤ちゃんが生まれたばかりでした。
彼は永住ビザがありません。
よって、本人のコンディション次第で強制送還になるでしょう。
彼は30代前半です。
バイクに乗っていたくらいだから、それなりの覚悟はあったんでしょうが、それにしても辛い。
本当に悔しいだろうなあ。
彼はシェフなので、将来キッチンに帰ることもままならないでしょう。
包丁はもう握れないだろうな。
もう違う道を探すしか無いですね。
やり切れないだろうなあ。
バイク事故でバイクの事を悪くいうのは良くないです。
バイクは悪くないです。
ほとんどの場合、運転する人間が悪いです。
整備不良、スピード違反、無謀運転、すり抜け、みんな運転者の人間性の問題です。
バイクは悪くないです。
人間が悪いんです。
古い話で申し訳ありませんが、僕が日本に住んでいた90年台半ばでもバイクは危険な乗り物だと言われていました。
詳しい数字は覚えていませんが、中型以上のバイクは車に比べて圧倒的に
安全な乗り物
だったんですが、なぜか真逆の危険な乗り物という扱いになっていました。
色々カラクリがあったんでしょうね。
警察も自治体も暴走族対策で、バイクを悪くいうのに必死でした。
バイク事故を語るのに、いわゆる小型車両、スクーターですね、このスクーターをどう解釈するかで、全然見方が変わってきます。
自動二輪の事故の大半はスクーターなどの小型車両によるものでした。
若い世代の中型バイクの事故ももちろん少なくはなかったのですが、それでも
中型車両以上のバイクは車に比べたら、事故に遭いにくいと言えたはずです。
大型バイクに限っていえば、事故の件数は本当に微々たるものでした。
当時の大型バイク雑誌にあったブラックジョークにこういう物がありました。
”車のような危ない乗り物に乗るな”
特に大型バイクの免許が一発試験のみの時代だったので、経験者、それも上級者しか大型バイクには乗っていなかったので、少し特別感がありますが・・・
バイクは正しい人が正しくのれば安全な乗り物です。
数字は嘘をつきません。
バイクで不幸になる人がいるのは本当に残念で仕方がありませんが、それでも胸を張って
バイクは悪くない、悪いのは全部人間
そう言います。そう言い続けます。
友人の事故、本当に辛い
きょうしろうママにも言われました。
バイクを降りて欲しいと
言い返せません。
でもね、やっぱり
バイクの問題ではないんだ
そう言いました。